「子ども用お弁当箱」のおすすめ商品の比較一覧表
子ども用のお弁当箱の選び方 容量、用途、お手入れのしやすさに注目!
ママライターの武田優希さんに取材をして、子ども用お弁当箱の選び方を教えていただきました。容量や素材をよくチェックすることが大切です。ぜひ子ども用お弁当箱選びの参考にしてください!
年齢にあわせて容量を選ぶ
まずは、お弁当箱を使用する子どもの年齢に合った容量を選びが大切です。
【容量の目安】
●3~5歳:400ml
●6~8歳:500ml
●9~11歳:600ml
保育士・社会福祉士
保育士からのワンポイントアドバイス
子どもの発達に合わせた容量のお弁当箱を準備することは、「時間内に食べきれた」という達成感を味わえることによって食事の時間がより楽しみになることにつながります。「もう食べられない」や「ご飯が足りなかった」という気持ちが、「お弁当の時間=いやな時間」として記憶に残ることを防いでくれるでしょう。
また、4歳児ごろまではお弁当箱が入ったカバンを倒してしまい、いざ弁当を食べようと思ったら中身がぐしゃぐしゃ……それを見て「食べたくない」と言い出すこともあります。容量が適切であれば隙なく盛りつけられるため、盛りつけが崩れにくくなり、そのような事態を避けてくれるでしょう。
弁当箱が発達に合った容量のものかどうかは、お弁当の時間を楽しく過ごせるかどうか、ということにも影響しているのです。
素材を選ぶ
保育士・社会福祉士
子ども用お弁当箱は、素材によってお手入れのしやすさや耐久性が異なります。素材ごとの特徴を知って重視したいポイントで選びましょう。油汚れが落ちやすいか、色うつりしにくいか、どうしても劣化してしまいやすいゴムパッキンの替えを購入できるかなど、「手入れのしやすさ」を重視するといいでしょう。
手入れのしやすさは、お弁当箱をどれだけ長く衛生的に保てるか、ということにもかかわってきます。弁当箱が洗いやすいなど手間がかからないほど、毎日のお弁当作りもきっと楽しくなるはずです。食洗機がある方は、食洗機が使えるかどうかの確認も忘れずに。もう少し詳しく見ていきましょう!
プラスチック製|手にしやすく扱いやすい
プラスチック製のお弁当箱は、手にしやすい価格でいろいろなデザインのものがそろっています。電子レンジや食洗機に対応したものも多いため、お弁当をあたためたいときに便利で、お手入れもしやすいのも魅力です。
一方色移りしやすく劣化しやすいのがデメリット。子どもの成長に合わせて買い替えていきたいときに向いています。
金属製|保温庫にも対応していて保育園や幼稚園で活躍
アルミやステンレスでできた金属製のお弁当箱は、保温庫に対応しています。保温庫を使う保育園や幼稚園では、金属製のお弁当箱を指定されることがあります。
アルミ製は軽くて丈夫なため、小さい子どもでも持ち運びしやすいです。ステンレス製はアルミ製よりも重量がありますが、その分耐久性が高く長く使えます。食洗機に対応しているものもあります。
木製|おしゃれであたたか。大人も使える
曲げわっぱなどの木製のお弁当箱は、木がご飯から出る余分な水分を吸い取ってくれるので、長時間たってもご飯がおいしいのが魅力です。木の風合いで少ないおかずでも見栄えがよくなる、年齢問わず長く使えるので、子どもが使わなくなったら大人が使えるといったメリットもあります。
一方洗ったあとはすぐに乾かすなど、ややお手入れに手間がかかります。
フタと仕切りの機能もチェックしよう
子どものお弁当箱には、フタと仕切りがいろいろなものがあります。フタや仕切りの機能もチェックして使いやすいものを選びましょう。
「ロック付き」や「シールフタ」なら密閉性が高い
汁気のあるおかずを入れたとき、密封性がないとお弁当から中身がこぼれてしまうことがあります。お弁当箱をおおうように閉められるシールフタや、フタにロックが付いているものなら、フタがずれないため密封性が高くなります。
ただし、シールフタやロック付きは小さい子どもではやや取り扱いがしにくいことがあります。子どもが扱いやすいフタを選びましょう。
「仕切り付き」ならおかずやデザートがつめやすい
お弁当箱に仕切りがあると、ご飯とおかずを分けてつめやすくなります。仕切りが取り外せるタイプなら、お弁当の中身によって仕切りの有無も選べます。
可動できる仕切りのほかにも、器のようになっている中子がついているお弁当箱もあります。中子は汁気のあるおかずや、デザートを入れても味が混ざらないメリットがあります。
使用用途によって最適なものを選ぼう! 保育士からのアドバイス
保育士・社会福祉士
「幼稚園や保育所で毎日使うため」「園行事で使うため」「病児保育施設や習いごと先など、万が一のときのため」など、お弁当箱の使用はおもになにを想定していますか?
毎日使うものであれば手入れのしやすさを重視したいですし、園行事のときを想定していればワクワクが増すようなキャラクターものを購入するのもいいでしょう。また、万が一の想定であれば、誰にでも扱いやすいプラスチック製のお弁当箱がおすすめ。
使用用途に合ったものを選ぶことで、納得できるお弁当箱に出会いやすくなります。
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ここまで紹介した選び方をふまえ、ママライターの武田優希さんのおすすめの商品とママ編集部が選んだ商品をご紹介します!



機能性重視! 忙しい人におすすめのアルミ弁当箱
280mlの容量は3歳児前後の子どもにちょうどいいでしょう。アルミのお弁当箱は電子レンジの使用はできませんが、保育所などにある保温庫であたたかさをキープできます。
また食洗機には使用できませんが、時間が経った油汚れも手洗いで落としやすく、おかずの色がうつらないことが特徴。油汚れが取れず二度洗いしたり、定期的に食器用漂白剤につけたり……といった手間をかける必要がありません。蓋のパッキンも取り外して洗えます。
さらに粗熱が取れるまでの時間が短くて済み、忙しい朝も比較的時間をかけず蓋を閉めることができます。デザイン性よりも機能性を重視したい人、毎日忙しい人におすすめしたい商品です。


丸型のおにぎりとおかずが入る丸型二段弁当箱
おかずと丸型のおにぎりがすっぽり入る、かわいいエイリアンの顔デザインのランチボックスです。市販の丸型のおにぎりが1つ入る上段にはお茶碗約1.2杯分、下段にはお茶碗約1.4杯分が入ります。上下段ともにごはんがくっつきにくい加工が施されているので、一粒残さずきれいに食べられるのもうれしいポイントです。
ミニフォーク(プラスチック製)がついているので、お箸を忘れたときにも安心。特にお箸を持たずに付属のミニフォークを使用する場合には、食べ終わった後は入れ子式にコンパクトに収納できるので、荷物の邪魔にならずに便利です。フタ・中ブタ・ミニフォークを外せば、電子レンジも使用可可能です。
毎日のお弁当をおいしく楽しくあったかい幸せ弁当
毎日のお弁当、愛情たっぷり弁当が温かったらもっと幸せな気分になりませんか?本品は、朝入れた温かいご飯が、昼まで温かさをキープしてくれる保温弁当箱です。お弁当の冷たいご飯が苦手という子どもにもおすすめ。ご飯を入れておく保温ケースは真空断熱構造で、ステンレス魔法瓶と同じ高い保温力があります。いたみやすいおかずは常温で持ち運びます。保温ケースとフタを外せば、ご飯容器とおかず容器は電子レンジ可能。
各容器・フタ・お箸・箸入れ(保温ケースは除く)は食洗機で洗えるので、忙しいママにもうれしいですね。大人になっても使えるミッフィーちゃんのシンプルなデザインが、かわいくて癒されます。
あったかいものは温かく、冷たいものは冷たくキープ
真空二重構造で、高い保温効果があるステンレス丼型のランチボックスです。熱湯で温めてから使用することで、朝入れたご飯が昼まで程よく温かさをキープされるので、お弁当の冷たいご飯が苦手というお子さまにもおすすめです。中容器のみ蓋を外して電子レンジ可能なので、お昼に温かい丼やカレーを食べられ、メニューの幅が広がります。食べる前におかずやカレーをのせられるので、ご飯がふやけることなく出来たてをおいしく食べられます。
本品は保冷効果も高いので、サラダや冷たい麺類も冷たさがキープされます。男女問わず子どもから大人まで使えるスヌーピーデザインも、おしゃれでおすすめです。
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 子ども用お弁当箱の売れ筋をチェック
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングでの子ども用お弁当箱の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
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食事の時間をより楽しく 最後にママライターからのアドバイス
保育士・社会福祉士
「子どものお弁当箱」とひと口に言っても、さまざまな種類があります。お弁当箱それぞれの特徴をふまえながら、自身や子どもの環境に合ったものを購入することが大事。子どもたちはもちろん、お弁当を作る保護者の方も「お弁当に向き合う時間」が少しでも楽しくなるものを選びたいですね。デザイン性重視か、機能性重視かはそれぞれで変わってくると思います。
はじめてお弁当箱を購入するという方は、お箸やランチバッグなどとセットになっているものを購入するのもいいかもしれません。実際にお弁当箱を使用していると求める機能や、反対にいらない機能がわかってくるので、子の成長に合わせて買い替える際はそれをもとに選ぶといいでしょう。
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※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページ、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※レビューで試した商品は記事作成時のもので、その後、商品のリニューアルによって仕様が変更されていたり、製造・販売が中止されている場合があります。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。予めご了承ください。
施設保育士として、被虐待児や発達障害児を含む0〜18歳の幅広い年齢の子どもと多く関わる。またその保護者へ、育児相談だけではない実践的な養育支援を含む生活基盤確立のためのあらゆる支援を行い、後に社会福祉士を取得。 全国転勤族で、帯同に伴う転職で企業主導型保育園や小規模保育園での勤務経験もあり。 保育士人材紹介会社のコラムを執筆担当中。 また転勤族の妻向けのブログを運営し、育児情報を中心に赴任地の様子を発信している。三児の母。