格安スマホの選び方のコツとは? ITライターが伝授!
ITライターの松村武宏さんに、格安スマホを選ぶときのポイントを3つ教えてもらいました。
キャリアのタイプで選ぶ! 品質、それともコスパ優先?
格安スマホを取り扱うキャリアには「大手携帯キャリアのサブブランド」と「MVNO(仮想移動体通信事業者)」の2種類があります。
特徴をざっくり比べると、サブブランドは通信品質がよくて月額料金が少し高め、MVNOはお昼や夕方に通信速度が遅くなりやすいものの月額料金は低めです。なお、サブブランドには「Y!mobile(ワイモバイル)」と「UQ mobile」が該当します。
通信品質を優先するならサブブランド、コストの安さを追求するならMVNOを選ぶのがいいでしょう。
どのキャリアのネットワークを借りているのかもチェック
格安スマホを販売するサブブランドやMVNOは、大手携帯キャリアのネットワークに相乗りしているので、基地局がカバーするエリアは大手と同じ。そのため、相乗り先の大手携帯キャリアがつながらない場所では、格安スマホでもつながらない場合があります。
もしも大手携帯キャリアを「電波のつかみやすさ」で選んできたのなら、格安スマホに乗り換えるときも、今まで使ってきた大手携帯キャリアに相乗りしているキャリアを選びましょう。
Y!mobile(ワイモバイル)『LG Android One X5』
ソフトバンクのサブブランドであるワイモバイルの主力Androidスマホです。
>> 楽天市場で詳細を見る「iPhone」か「Android」かで選ぶ
格安スマホのほとんどはAndroidスマホですが、サブブランドや一部のMVNOではiPhoneを選ぶこともできます。ただ、格安スマホとして販売されているiPhoneは、大手携帯キャリアで購入できる最新モデルよりも2世代ほど前のモデルとなります。
耐衝撃性能、最新のトレンド、充実したカメラなどを求めるならAndroidスマホがおすすめですが、最新モデルにこだわらないならiPhoneを選ぶのもいいでしょう。
独自のサービスに注目して選ぶ
格安スマホを販売するキャリアでは、それぞれ独自のサービスが提供されています。たとえば、MVNOで人気が高い楽天モバイルでスマホ向けの料金プランを契約すると、楽天スーパーポイントの付与率がそれだけでプラス2倍になります(※)。
また、サブブランドのワイモバイルやUQ mobileでは、2回線目以降の月額料金が毎月500円引きになる家族割が用意されています。通信品質や端末の種類だけでなく、キャリアの独自サービスにも注目しましょう。
※2019年9月時点
格安スマホおすすめ商品5選! ITライターが厳選
うえで紹介した格安スマホの選び方のポイントをふまえて、ITライターの松村武宏さんに選んでもらったおすすめ商品を5つ紹介します。

UQ mobile『Apple iPhone 7』

出典:楽天市場
本体サイズ/重さ |
138.3×67.1×7.1mm/138g |
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OS |
iOS 12 |
CPU |
A10 Fusionチップ |
ROM/RAM |
128GB/32GB |
バッテリー容量 |
連続通話時間(ワイヤレス):3Gで最大14時間、連続待受時間:最大10日間 |
画面サイズ |
4.7インチ |
防水対応 |
〇(IP67等級/最大水深1メートルで最大30分間) |

Y!mobile(ワイモバイル)『LG Android One X5』

出典:楽天市場
本体サイズ/重さ |
153×72×7.9mm/約158g |
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OS |
AndroidTM 9 |
CPU |
MSM8998(オクタコア)2.45GHz + 1.9GHz |
ROM/RAM |
32GB/4GB |
バッテリー容量 |
3,000mAh |
画面サイズ |
6.1インチ |
防水対応 |
〇(IPX5・IPX8) |

楽天モバイル『OPPO(オッポ) Reno 10x Zoom』
出典:Amazon
本体サイズ/重さ |
162×77.2×9.3mm/約215g |
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OS |
AndroiTM 9.0 |
CPU |
Qualcomm SnapdragoTM 855/オクタコア2.8GHz + 2.4GHz + 1.7GHz |
ROM/RAM |
256GB/8GB |
バッテリー容量 |
4,065mAh |
画面サイズ |
6.65インチ |
防水対応 |
- |

mineo『シャープ AQUOS R2 compact SH-M09』

出典:Amazon
本体サイズ/重さ |
約131×64×9.3mm/約135g |
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OS |
AndroiTM 9.0 Pie |
CPU |
Qualcomm SnapdragomTM 845 オクタコアCPU 2.6GHz×4+1.7GHz×4 |
ROM/RAM |
64GB/4GB |
バッテリー容量 |
2,500mAh |
画面サイズ |
5.2インチ |
防水対応 |
〇 |

IIJmioモバイルサービス『モトローラ moto g7』

出典:楽天市場
本体サイズ/重さ |
約157×75.3×7.92mm/約174g |
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OS |
AndroidTM 9.0 |
CPU |
Qualcomm SnapdragonTM 632 オクタコアCPU(1.8GHz ×8) Adreno 506 |
ROM/RAM |
64GB/4GB |
バッテリー容量 |
3,000mAh |
画面サイズ |
約6.24インチ |
防水対応 |
- |
通販サイトのスマートフォン本体ランキングを参考にする
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングのスマートフォン本体の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
キャリアが扱っていないスマホは自分でも購入できる|ITライターより
冒頭で触れたように、格安スマホは「格安SIM」と「SIMフリースマホ」を組み合わせた商品です。家電量販店やインターネット通販サイトから自分でSIMフリースマホを購入して、好きなキャリアの格安SIMをセットすれば、自分だけの格安スマホを作ることが可能です。
ただし、SIMフリースマホと格安SIMの組み合わせによっては、電波がうまくつながらずに使えないことがあります。自分でSIMフリースマホを準備するのなら、格安SIMのキャリアが公開している対応製品リストを前もってチェックしておきましょう。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
※マイナビおすすめナビでは常に情報の更新に努めておりますが、記事は掲載・更新時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。修正の必要に気付かれた場合は、ぜひ、記事の下「お問い合わせはこちら」からお知らせください。(掲載:マイナビおすすめナビ編集部)
1979年、長野県生まれ。 わが子の成長を見守るかたわら、信州佐久にてライター業にいそしむ。 主な守備範囲は格安SIM・格安スマホ。最近はずっと興味を持っていた天文・宇宙開発の記事も執筆中。