【2020年最新】超音波式加湿器おすすめ10選|除菌効果・オシャレなデザインで電気代が安い!
家電コンシェルジュの松本レイナさんに、超音波式加湿器の選び方とおすすめ商品を教えてもらいました。タンク内の水を超音波で振動させ、弾けた霧状の水滴を部屋中に広げて加湿する超音波式加湿器。おしゃれなデザインが多く、電気代もあまりかからない、小さなお子ささまやペットがいても安心な点が魅力です。アロマ機能や除菌機能がついた超音波加湿器も紹介します! 通販サイトの最新人気ランキングのリンクがあるので、売れ筋や口コミを確認してみよう。
目次
加湿器には超音波式、気化式、スチーム式、ハイブリッド式の4つの加湿タイプがあり、それぞれ特徴が異なります。その中から、超音波式加湿器について解説していきます。
まずは、超音波式加湿器の2つのメリットと2つのデメリットを理解しておきましょう。
メリット①:消費電力が低い
超音波式加湿器はタンク内の水を振動させ、霧状になった水を部屋中に広げて加湿します。気化式やスチーム式と異なり、水を加熱させたり、拡散するファンが搭載されていないので、電気代を重視する方にとっては、この消費電力の低さが最大のメリットと言っても過言ではないでしょう。
メリット②:個性的でオシャレなデザインが多い
水を加熱するヒーターや拡散するファンを搭載していないため、本体が湾曲している、凹凸があるデザインでも構造上問題ありません。なので、加湿器として使わずとも、インテリアの一部にもなるオシャレなデザインの超音波加湿器が豊富にあります。
デメリット①:雑菌が繁殖しやすい
超音波加湿器はタンク内の水を加熱したり、フィルターを通すことがないため、どうしても雑菌やカビが繁殖しやすくなります。
そのままにしておくと、その雑菌を部屋中にまき散らすことになるので、面倒ですが使用後は毎回、タンク内を洗い水を変える、次回使用時までにきちんと乾かすことが重要になります。
それらに加え、可能な範囲で噴射校の水滴を乾いた布で拭く、アルコール除菌を行うなどの対策も必要になってきます。
デメリット②:家具などに白い粉がつく
気化式やスチーム式、ハイブリッド式では問題ありませんが、超音波式にはフィルターが搭載されていないため、水道水のミネラルに含まれるナトリウムやカルシウムなどが超音波式加湿器付近にある家具などに付着し、白い粉が発生します。
そのままにしていても、健康面で問題があるわけではありませんが、見た目が気になると思うので、定期的な掃除が必須になります。
超音波加湿器の選び方
家電コンシェルジュの松本レイナさんに、超音波式加湿器を選ぶときのポイントを教えてもらいました。超音波式加湿器を選ぶ際には、どのような点に注目するとよいのでしょうか?
「部屋の広さ」×「対応畳数」で選ぶ 安価なモデルには対応畳数が書かれていない場合も
見た目の好みだけで選んでしまうと、いざ使ってみようと思ったときに、加湿性能が足りないことも。お部屋全体を加湿したいときは、部屋の広さに見合った対応畳数かどうかの確認が必要です。
中でも本体がコンパクトな商品や安価なものは、狭い範囲での利用を想定したものが多く、対応畳数がかかれていない場合もあるため気をつけましょう。
「アロマ」&「ペットボトル対応」を選ぶ 使い方の幅を広げる
超音波式加湿器の特徴は、加湿機能以外にもさまざまなポイントで見られます。たとえばアロマ対応の商品を選べば、好みの香りを楽しみながら加湿がおこなえます。
ペットボトルが給水タンク代わりになる商品を選べば、ペットボトルの汚れが気になったらすぐに取り換えることが可能です。
使い方の幅を広げられる機能がついていると、より便利に楽しく超音波式加湿器を使うことができますよ。
「タンクの大きさ」×「加湿量」で選ぶ 給水頻度を事前にシミュレーションしておく
タンクの大きさを加湿量で割ると、給水頻度が計算できます。基本的にタンクの大きさが多いほど、給水頻度が減少します。
長時間使う予定がある人や給水場所からは遠い場合には、給水頻度がどのくらいになるかをシュミレーションすると良いでしょう。
おすすめは、連続稼働しても朝晩2回の給水ですむ加湿器です。
「シンプルな構造」×「掃除のしやすさ」で選ぶ 抗菌カートリッジを搭載したモデルも
超音波式の加湿器は、水に含まれる成分も含めてミストとして放出するため、衛生的にたもつ必要があります。
本体やタンクの構造がシンプルな商品を選ぶとよいでしょう。隅々まで手入れがしやすく、汚れを落としやすいですよ。
また、タンクや本体に抗菌カートリッジが取り付けられている商品もあります。雑菌の繁殖(はんしょく)を防ぐことができますので、きれいな水で加湿が可能です。
白っぽさを感じたら、乾いた布で拭き取る 家電コンシェルジュからアドバイス
モノレビュアー・家電コンシェルジュ
超音波式加湿器特有の現象として、使い続けているうちに家具や家電に白い粉がつくことがあります。これはカビではなく、ミネラルが結晶化したものです。
もともとは水道に含まれている成分のため、触れても害はありませんので安心してください。白っぽさを感じたら、乾いた布でふきとりましょう。
超音波式加湿器おすすめ10選 ペットボトルが給水タンク、除菌効果のあるカートリッジ搭載など
Elechomes(エレコムス)『超音波式 卓上加湿器(JM0001)』
出典:Amazon
サイズ | - |
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加湿量 | 最大80mL/h |
拡散範囲 | - |
タンク容量 | 500mL(ペットボトル) |
その他機能 | ミスト無段階調節、空焚き防止機能、転倒自動停止機能、100-240V対応 |
BRUNO(ブルーノ)『大容量超音波加湿器 JET MIST(BOE030)』
出典:楽天市場
サイズ | 幅304×奥行304×高さ333mm |
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加湿量 | 200mL/h~500mL/h、ジェットモード:800mL/h(10分間) |
拡散範囲 | 木造和室:約8.5畳、プレハブ洋室:約14畳 |
タンク容量 | 約4L |
その他機能 | ミスト無段階調節、おやすみタイマー、水切れ自動停止機能 |
Three-up(スリーアップ)『アロマ加湿器 Dew Drop S(HFT-1715)』
出典:楽天市場
サイズ | 幅168×高さ184mm |
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加湿量 | 最大200mL/h |
拡散範囲 | 4畳 |
タンク容量 | 1.0L |
その他機能 | ミスト無段階調節、LEDライト、抗菌カートリッジ、アロマ対応 |
IRIS OHYAMA(アイリスオーヤマ)『超音波式加湿器 チムニー型(UHM-280C)』
出典:Yahoo!ショッピング
サイズ | 約幅175×奥行175×高さ757mm |
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加湿量 | 強:280mL/h、中:180mL/h、弱:120mL/h |
拡散範囲 | 木造和室:約4.5畳、プレハブ洋室:約7.5畳 |
タンク容量 | 約3.0L |
その他機能 | リモコン付き、タッチパネル、イルミネーション、抗菌銀カートリッジ |
TOPLAND(トップランド)「ペットボトル加湿器 キューブ(SH-CB35)」
出典:Amazon
サイズ | 幅46×奥行52×高さ42mm |
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加湿量 | 約30mL/h |
拡散範囲 | - |
タンク容量 | - |
その他機能 | USB給電 |
Dyson(ダイソン)『Hygienic Mist 加湿器(MF01WS)』
出典:楽天市場
サイズ | 幅240×奥行222×高さ579mm |
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加湿量 | 300mL/h |
拡散範囲 | 8畳 |
タンク容量 | 2.84L |
その他機能 | リモコン付き |
KOIZUMI(小泉成器)『超音波加湿器(KHM-4091)』
出典:楽天市場
サイズ | 約幅280×奥行280×高さ652mm |
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加湿量 | 強:約400mL/h 、弱:約100mL/h |
拡散範囲 | - |
タンク容量 | 約3.2L |
その他機能 | リモコン付き、アロマケース、抗菌カートリッジ |
cado(カドー)『STEM 620(HM-C620)』
出典:楽天市場
サイズ | 幅270×奥行270×高さ855mm |
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加湿量 | 600mL/h |
拡散範囲 | 木造和室:10畳、プレハブ洋室:17畳 |
タンク容量 | 2.3L |
その他機能 | LED表示 |
±0(プラスマイナスゼロ)『超音波加湿器(XQE-C011)』
出典:Amazon
サイズ | 幅222×奥行228×高さ280mm |
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加湿量 | 約300mL/h |
拡散範囲 | 木造和室:5畳、プレハブ洋室:8畳 |
タンク容量 | 約3.0L |
その他機能 | LEDライト、アロマトレー |
A-Stage 『超音波加湿器』
出典:Amazon
サイズ | 縦170×横170×高さ344mm |
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加湿量 | 約300mL/h |
拡散範囲 | 洋室8畳/和室5畳 |
タンク容量 | 約5.0L |
その他機能 | LEDライト付き、アロマオイルケース付き、マイクロミスト、振動版付き |
「超音波加湿器」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする 超音波加湿器の売れ筋をチェック
楽天市場での超音波加湿器の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
そのほかの加湿器が気になる方はこちら
超音波式加湿器5つのポイントをおさらい
1)部屋全体を加湿するなら据え置き型、限られたスペースで使うなら卓上サイズを選ぶ
2)据え置き型を使うなら部屋の広さに見合った対応畳数かどうかをチェック
3)アロマ機能や除菌機能など、加湿以外の機能にも注目
4)長時間使用するなら給水タンクの大きさも大事
5)お手入れがしやすいものや衛生面が配慮されているものを選ぶ
乾燥する時期には毎日使うことになるので、加湿性能はもちろん使い勝手のよさも大事なポイント。掃除がカンタンにできるものや給水回数が少なく済むものなど、手間がかからないものを選ぶのがいいでしょう。
※「選び方」で紹介している情報は、必ずしも個々の商品の安全性・有効性を示しているわけではありません。商品を選ぶときの参考情報としてご利用ください。
※商品スペックについて、メーカーや発売元のホームページなどで商品情報を確認できない場合は、Amazonや楽天市場などの販売店の情報を参考にしています。
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※2020/12/13 コンテンツ修正のため、記事を更新しました(マイナビおすすめナビ編集部 平野慎也)
カルチャー誌や家電誌、モノ系雑誌にてライター・リサーチャーとして活躍。 大ヒットとなった家電のプロモーションや、ガジェット探しなど、仕事内容は多岐にわたる。 一般的な家電から、ちょっとマニアックなものまで「イイモノはとにかく買って試す!」がモットー。 現在子育て中で、キッズガジェットや知育玩具、花火などレジャーグッズは子どもと一緒に愉しんでレビューしています。