ソロキャンプとは? 魅力を解説 初心者や女子にも大人気!
ソロキャンプの魅力は、なんといっても大自然でのんびり自分だけの時間をすごすことができること!最近では女子のソロキャンプも人気のようです!
また、一人でキャンプをするので、大勢でのキャンプと違ってスケジュール調整の面倒さもありません!
好きなキャンプ飯を好きなだけ作って、好きな時間に寝て好きな時間に起きる。誰にも縛られず、大自然に包まれた時間を存分に堪能するソロキャンプは、アウトドアの醍醐味のひとつです。
ひとりで準備できるコンパクトさを意識しながら、「自分に合う」道具を最優先させ、より快適で贅沢な道具を選んで楽しんでみてください。
ソロキャンプ初心者の道具の選び方
アウトドアライターの夏野 栄さんに、ソロキャンプ初心者がそろえるべき道具を選ぶときのポイントを教えてもらいました。プロの意見を参考にしながら、自分に合う道具を選んで活用してみてください。
コンパクトな道具を選ぶ
「自分に合う」もしくはそれが「好み」なら、ソロキャンプで大きなテントを使うことも自由です。そのうえで「必要な道具」に関しては、コンパクトさがポイントになります。
大きなキャンプ道具は、モノによってはひとりで設置運用することが面倒な場合もあります。極限まで軽く小さなギアを選ぶ必要はありませんが、コンパクトな道具を選ぶことも快適さにつながります。
テントは人数に合わせて選ぶ
持ち運びやすさ重視で最低限の広さを確保できればいいという場合は、1人用のテントを選びましょう。広めに使いたいという方は、2人用のテントがおすすめです。
なお、設営のしやすさを重視したいなら、1枚生地のシングルウォールテントが向いています。雨風や寒さをしっかり防ぎたいという方は、2重構造のダブルウォールテントを選択してみてください。
調理道具は焚き火の有無で選ぶ
焚き火をしない場合は、焚き火台を調理台として使えないので、ガスバーナーやバーベキューコンロなどを用意する必要があります。調理器具を選ぶ場合も、コンパクトに収納できるタイプを選ぶと便利です。
フライパンや飯盒(はんごう)がセットになっているクッカーや、スプーンとフォークがセットになっている使いやすいカトラリーなどもチェックしてみましょう。
ソロキャンプ初心者におすすめの道具18選
ここまで紹介したソロキャンプに役立つ道具の選び方をふまえて、作家でマルチクリエイター、アウトドアライターの夏野 栄さんに選んでもらったおすすめ商品を紹介します。
テント
タープ
日除け、雨除けに大活躍の小型タープ
高品質かつリーズナブルなキャンプ用品で人気の「モンベル」から出ているアイテム。重量870gと、一般的なターフよりかなり軽量に作られています。同社の最軽量ミニタープ(1122513)と比べると重さは1.5倍になりますが、居住空間に余裕があるヘキサ型(六角形)で、風にも比較的強いという点でおすすめ。張った時の美しいフォルムも魅力的です。
生地に火が当たっても自己消火し、燃え広がらない加工が施されているので、安心して使えます。タープがなくてもキャンプはできますが、あると日除けや雨除けに大変便利です。また、周囲からの視線を遮る効果もあるため、一人の時間をより快適に過ごせるでしょう。
チェア

Helinox(ヘリノックス)『タクティカル スウィベルチェア』
座ったまま自在に身体を動かせる快適回転チェア
軽量ポータブルチェアが世界で大人気のヘリノックス。「キャンプチェアといえばヘリノックス」というほどポピュラーになりつつあるキャンプチェアブランドで、ラインナップも豊富です。
なかでも、もっとも快適に「自堕落」できるのがこのスウィベルチェア。通常のヘリノックスとの最大の違いは、チェア部分が回転することです。軽量で座り心地のよいヘリノックスチェアですが、通常モデルでは横や後ろに体を向ける場合、身体を捻るかいちいち立ち上がる必要があります。スウィベルチェアなら、座ったまま360度、どの方向にも楽に体を向けることが可能です。
もしあなたがソロキャンプをのんびりと存分に楽しみたいのなら、このチェアがイチオシです。手の届く範囲にすべてのギアを置くことで、ソロキャンプで思いっきり心地よく自堕落できちゃいます。
寝袋(シュラフ)&ベッド
ランプ

超軽量でマルチに使えるヘッドライト
ランタンの置き場がない場合や、手ぶらで作業したいときにあると便利なアイテムです。『Perun Mini』最大の特徴は、わずか52gという持っているのを忘れてしまうほどの軽さです。高性能LEDと光学PMMAレンズを備えており、1000ルーメンの明るさをキープします。ヘッドバンドに挟むだけでヘッドライトに早変わり。クリップでリュックやポケットに取り付ければ、懐中電灯としても使えます。
また、バックルの裏側が面ファスナーになっており、マジックテープがついている服やバッグ、帽子などに簡単装着できます。1.5mの高さからの落下に耐える強度があり、防水仕様なので雨の日も安心です。
テーブル
焚火台

ぼっち焚き火からBBQまで楽しめる
ソロキャンプでも、しっかり楽しみたいのが焚き火です。むしろ、ソロキャンプだからこそじっくり火と対話してみてください。焚き火の炎の揺らめきは、ぼっちで物思いにふけるひとときの良きパートナーです。
コンパクトなモバイルBBQ台は多数リリースされていますが、私はあえてソロでもしっかり焚き火を楽しめるよう、このサイズの焚き火台をおすすめします。
炭受けの小さなBBQ台では、薪をくべる頻度が高くなるため落ち着きません。ある程度、薪受け部分にサイズのある焚き火台なら、薪を放り込んでしばらく放置でOKです。ぼっち焚き火やBBQをのんびり楽しめます。
「ソロキャンプのよき相棒」と言っても過言ではないので、「焚き火」のクオリティにこだわりたいという方にはぜひ使ってほしいアイテムです。
バーナー
クッカー

ソロ充できる全部入り
ソロキャンプの魅力はなんといっても「完全なる自由」。キャンプ飯も、好きな料理を好きなだけ楽しめます。そんなソロキャンプだからこそ、キャンプ飯にはこだわりたいところ。とはいえ作る量はひとりぶんなので、大きなクッカーは必要ありません。
そんな状況で絶妙に機能してくれるのが、ユニフレームのクッカープラスです。米を炊くことはもちろん、煮込み料理などもひとりぶんならじゅうぶん調理可能です。また、焚き火のついでに焼き物をしたいときでも、ソロにジャストなフライパンとして使えます。
「ソロキャンプでは料理も思いきり楽しみたい! 」と考えるキャンパーには、おすすめのアイテムです。
ガスランタン
クーラーボックス
折りたためる収納性とパワフルな保冷力が魅力
LOGOS氷点下シリーズのソフトクーラーボックスです。ソフトの欠点といえば保冷力の物足りなさですが、この商品は専用パックを使えばアイスクリームを13時間保存できる高い保冷性能があります。また、表面カラーも太陽光を反射して庫内の温度をキープするメタルシルバーで、おなじみのメイプルリーフロゴも入っています。外部からの衝撃に強く、中身がなくなったら折りたたんでコンパクトに持ち歩けるのも重要ポイントです。
専用パックと350ml缶なら16本、500mlのペットボトルなら12本入るので、ソロキャンプに十分な容量です。一般保冷剤も使用可能ですが、効率を考えると専用パックを用意したほうがいいでしょう。
ナイフ
マグカップ
カトラリー
「ソロキャンプ道具」のおすすめ商品の比較一覧表
通販サイトの最新人気ランキングを参考にする ソロキャンプ道具の売れ筋をチェック
Amazonでのソロキャンプ道具の売れ筋ランキングも参考にしてみてください。
※上記リンク先のランキングは、各通販サイトにより集計期間や集計方法が若干異なることがあります。
ソロキャンプの注意点 女子一人や初心者必見!
ソロキャンプは楽しいことだけではなく、すべてひとりで行わいといけないので大変なこともたくさんあります。女子一人や初心者の人は特に注意しないといけません。注意するべき点を解説します。
車か電車か交通手段を考える!
まずは何で行くか?です。
レンタカーを借りると丸1日以上の費用はかかりますが、荷物を車に積んでいくだけなので移動はとても楽です。また、最近では電車で行く人も増えています。
とくに女子のソロキャンパーはスーツケースをゴロゴロしながらまるで旅行みたいにキャンプの荷物を運ぶ姿が素敵ですよね。
虫対策を万全に準備しておく!
虫対策もキャンプで大事なことのひとつになります。
大自然なキャンプ場は見たこともない虫がたくさんいることでしょう。虫嫌いな人は、虫よけスプレーはもちろん、蚊取り線香や、虫が寄り付かないような虫対策グッズは必需品です。
虫は明るいところによって来るので、ランプを灯す場所も考えておかなければいけませんね。
防犯対策グッズも忘れずに!
防犯対策として、テントに取り付けられるような南京錠や防犯ブザーを設置しましょう。
ソロキャンプはひとりですべて行わなければいけないので、テント内に見張りはいません。トイレに行くときも、炊事場に行くときも、万が一に備えて防犯対策はしっかりとしておくといいでしょう。
女性の場合は夜暗くなったら明かりをつけて夜通しともしておきましょう。
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作家、マルチクリエイター、アウトドア・ファッションのライター・エディターとして活躍。 アウトドア誌やファッション誌でジャンルを超えて連載。ライトノベルやゲームシナリオを執筆。 アウトドアでは『キャンプチャリ』の制作やキャンプ場プロデュースを手掛ける。またファッションマーケットの企画運営からプロダクト開発まで幅広く活動。山岳部出身、海育ちのテンカラ師。 『BE-PAL』や『camp hack』、『OCEANS』や『MonoMax』『Fine』といったメンズ誌のほか、女性ファッション誌にも参加。